📅 2025-11-07 📰 EdTechZine

EdTech企業のatama plus、適応学習型AI教材を全国3,000の学習塾に導入 - 個別最適化された学習体験を提供

atama plusの適応学習型AI教材を使用する学習塾の生徒たち

EdTech企業のatama plus、適応学習型AI教材を全国3,000の学習塾に導入

EdTech企業のatama plus株式会社は2025年11月7日、同社が開発する適応学習型AI教材「atama+」が全国3,000校の学習塾・予備校に導入されたと発表した。累計導入校数は前年比50%増となり、利用生徒数は延べ50万人を突破している。

atama+は、生徒一人ひとりの理解度や学習履歴をAIがリアルタイムで分析し、最適な学習内容と難易度を自動で調整する適応学習システム。数学、英語、物理、化学など主要科目に対応し、苦手分野を効率的に克服できる仕組みが評価されている。導入塾では平均して生徒の学習時間が30%増加し、定期テストの平均点も15点向上したというデータが報告されている。

同社の代表取締役は「画一的な授業では対応しきれない個々の学習ニーズに応えることがatama+の強み。AIが『つまずきの原因』を根本から特定し、効率的な学習ルートを提示することで、生徒のモチベーション向上にもつながっている」と語った。今後は中学受験や大学受験に特化したコンテンツの拡充を進め、2026年度中に導入校5,000校を目指す方針だ。また、学校教育向けのBtoGモデルも視野に入れている。

記事提供
EdTechZine
公開日
2025-11-07
著者
佐藤花子